【展示】MSI、AMD X570搭載 ゲーミング/クリエイター向けマザーボード
MSI、AMD X570搭載のゲーミング/クリエイター向けマザーボードを展示 - PC Watch MSIは、AMD X570チップセット搭載マザーボードを6製品発表し、COMPUTEX 2019会場ブースで展示した。本稿では、それらX570搭載マザーボードを写真で紹介する。 (出典:PC Watch) |
MSI、AMD X570搭載のゲーミング/クリエイター向けマザーボードを展示 - PC Watch MSIは、AMD X570チップセット搭載マザーボードを6製品発表し、COMPUTEX 2019会場ブースで展示した。本稿では、それらX570搭載マザーボードを写真で紹介する。 (出典:PC Watch) |
AMD、NAVIこと「Radeon RX 5000」シリーズGPUを7月出荷 …製品は「Radeon RX 5000」シリーズという製品名になり、そのなかでもRadeon RX 5700シリーズを紹介。Radeon RX 5700… (出典:IT総合(Impress Watch)) |
Radeon(レイディオン)は、AMD社が製造する Graphics Processing Unit (GPU) のブランド名である。 日本ではローマ字読みのラデオンやラディオンをはじめとして多様な呼称が用いられ、しばしばラデと略して呼称される。 RadeonはATI 61キロバイト (3,668 語) - 2019年5月18日 (土) 02:10 |
COMPUTEX TAIPEI 2019開催前日にあたる5月27日に行われたInternational Press Conference & CEO Keynoteにおいて、AMDはNAVI GPUと7nm RYZENの詳細を公開した。
新アーキテクチャ「RDNA」採用のNavi
まずはGPUについて。かねてからロードマップに示されていたNaviだが、マイクロアーキテクチャを刷新する。
これまでのGCNからRDMA(Radeon DMA)と呼ばれる新しいアーキテクチャがベースとなる。
Photo01:従来のGCNベース製品と比較して、同一クロックあたりの性能が25%アップ、消費電力当たりの性能が50%アップと発表された。
これを搭載した製品はRadeon RX 5000シリーズという命名で投入される。
基調講演では、NVIDIA GeForce RTX 2070との比較デモも行われ、RX 5000シリーズがRTX 2070と同等以上の性能を示すことがアピールされた。
今回は具体的な製品SKUなどは発表されていないが、まずはRadeon RX5700シリーズが2019年7月に発表される予定であり、6月10日にE3のLivestreamで詳細が公開されるという。
12コアのRyzen 9 3800Xが登場
次いでRyzenについて。7nmのZen2コアであるが、従来のZen/Zen+と比較してIPCを15%向上、キャッシュ容量(L2+L3の合計)を倍増、さらにFPUの性能を倍増していると説明された。
どうやってIPCを引き上げたか、は今回はまだ未公表。ちなみに今年のHotChipsでこのあたりに関する講演が行われる予定となっている。
Zen2はPCI Express Gen4をNativeでサポートしており、これを利用することでPCI Express Gen3ベースと比較して大幅に性能が改善することもアピールされた。
3DMark PCI Express Feature Testを、Core i9-9900K+GeForce RTX 2080Tiで行うと14.4fpsほど。対してRyzen 7 3800X+Radeon RX 5700シリーズでは24.1fpsとなっている。
さて、そのZen2コアを採用した第3世代Ryzenであるが、8コア/16スレッド製品として、Ryzen 7 3700XとRyzen 7 3800Xがラインナップされる。
CineBench R20を利用しての性能比較で、Single Thread/Multi Threadのどちらでも競合製品を上回る性能としている。
Ryzen 7 3700XはTDP 65Wという点もポイントは大きい。
これだけでなく、Dual Die構成のRyzen 9 3900Xも同時にラインナップされることが明らかになった。
Dual Die構成ということで、16コア/32スレッドと思いきや、12コア/24スレッド構成と有効コア数を抑えることで、その分動作周波数を引き上げたGaming向けプロセッサとなっている。
同じ12コア/24スレッドのCore i9-9920Xと比較しても性能が上で、しかも消費電力が低いとされる。
CPU Chiplet×2+I/O Chipletの構成なのが良くわかる。会場ではBlenderを利用しての性能比較も行われた。
7nmにちなんで、いずれの製品も7月7日に出荷開始とされる。
Ryzen 9 3900Xの499ドルにはさすがに会場がどよめいた。
ちなみにLisa Su CEOの説明の中には出てこなかったが、パートナー企業の発表としてASUSがX570チップセットを搭載のマザーボード 3製品を用意していることをアナウンスするなど、チップセットについても一新されるとみられる。
このあたりの話は後程、改めて紹介したい。
(全文・画像)
https://news.mynavi.jp/article/20190527-831908/
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