現代の若者は『AKIRA』を楽しめない? 評論家が指摘「キャラクターと物語の良し悪しで語る傾向が強まっている」
1/12(月) 13:00配信 リアルサウンド
1/12(月) 13:00配信 リアルサウンド
大友克洋による伝説的漫画『AKIRA』(講談社)。連載開始から40年以上が経過したなか、2026年1月3日にはNHK・Eテレで劇場版アニメ「AKIRA」が放送され改めて大きな注目を集めた。ただSNS上では一部「凄さがわからない」といった声もあり、作品の評価についての議論が見受けられた。今回は評論家の成馬零一氏に、漫画表現の歴史における『AKIRA』の衝撃と、現代の視聴者が抱く違和感の正体について話を聞いた。
「『AKIRA』は連載が始まった1980年代において「日本の漫画表現の極北」に到達した作品で、その後の漫画のビジュアル表現は『AKIRA』が基準になったと言って過言ではないでしょう。日本の漫画は手塚治虫が活躍した時代から『どのようにして映画に近づけるか』というテーマがありました。それは、キャラクターや背景を写真のようにリアルに描くことであったり、コマ割りによって動きを表現すること。あるいは、見開きで迫力のある映像・風景を見せるといった形で、映画的な表現を取り入れていった。よく『大友以前・大友以後』と言われますが、大友克洋が登場したことで『ビジュアル表現としての漫画』は、一度完成したと言えます」
大判で出版された単行本の存在感も、読者に大きな影響を与えたと成馬氏は続ける。
「本のサイズがB5判と大きく、表紙のデザインがカッコよくて、作画も精密に描き込まれていたので、漫画を読むというよりは、豪華なアートブックを読むような感じでした。子供向けだと思われていた漫画を、高級感のあるアートブックとして打ち出したのが当時は画期的でした。そうでありながら、中身はめちゃくちゃ面白い漫画であり、説明的な台詞は最小限で、日本の漫画の魅力が凝縮されている。その影響は絶大で、『AKIRA』以降に出てきた漫画は正統に進化したというより、ボールペンや筆、あるいはCGを用いるなど、画材を変えることで異なる絵柄を打ち出すという方向へ分岐していったように感じます」
『AKIRA』は表現の革新と同時に、当時の空気とも結びつけて語られてきた。フラットな描写が、バブル前夜から狂騒へ向かう熱に乗り切れない感覚と重なった、という見方もある。次に成馬氏は現代の漫画界で大きな注目を集める藤本タツキの名前を挙げ、漫画史の更新について指摘する。
「藤本タツキが出てきたことで、大友克洋以来の漫画表現の更新が起こっていると感じます。藤本の場合は「コマ割りによって何が表現できるか」を模索しているという印象ですね。例えば『ルックバック』なら、京本が机に向かう背中越しのコマを並べることで歳月の流れを語るといった演出です。大友がかつて担っていた役割を今は藤本が担っている。若い漫画読者の方は、そういう風に捉えると当時の『AKIRA』と大友克洋の凄さが理解できるのではないかと思います」
一方で現代の読者が『AKIRA』に対して抱く「わからなさ」については、作品の受け取り方の変化があるという。
「SNSが普及して以降、漫画やアニメを、キャラクターと物語の良し悪しで語る傾向が強まっていると感じます。その結果、世界観を見せることに重点を置いた作品の良さが伝わりづらくなっている。連載当時の『AKIRA』は近未来の東京の荒廃した街並みやメカのディテールを通して描かれる世界観や、超能力の見せ方といった表現の部分に注目が集まっていた。逆に、キャラクターや物語に重点を置く語りはそんなに多くなかったと記憶していて、敷居が高いところがあった。ですが、SNSでの近年の語られ方を見ていると、金田と鉄雄の物語として正面から読む人が増えていて、キャラクターと物語に対する関心が強まりつつある。この語られ方の変化は少年ジャンプで連載されていた時の『チェンソーマン』の盛り上がりと、アニメ映画になった劇場版『チェンソーマン レゼ編(以下、レゼ篇)』の盛り上がりの違いと、とてもよく似ていると感じます。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53cfe8d88484727448f68740931608842631e54
「『AKIRA』は連載が始まった1980年代において「日本の漫画表現の極北」に到達した作品で、その後の漫画のビジュアル表現は『AKIRA』が基準になったと言って過言ではないでしょう。日本の漫画は手塚治虫が活躍した時代から『どのようにして映画に近づけるか』というテーマがありました。それは、キャラクターや背景を写真のようにリアルに描くことであったり、コマ割りによって動きを表現すること。あるいは、見開きで迫力のある映像・風景を見せるといった形で、映画的な表現を取り入れていった。よく『大友以前・大友以後』と言われますが、大友克洋が登場したことで『ビジュアル表現としての漫画』は、一度完成したと言えます」
大判で出版された単行本の存在感も、読者に大きな影響を与えたと成馬氏は続ける。
「本のサイズがB5判と大きく、表紙のデザインがカッコよくて、作画も精密に描き込まれていたので、漫画を読むというよりは、豪華なアートブックを読むような感じでした。子供向けだと思われていた漫画を、高級感のあるアートブックとして打ち出したのが当時は画期的でした。そうでありながら、中身はめちゃくちゃ面白い漫画であり、説明的な台詞は最小限で、日本の漫画の魅力が凝縮されている。その影響は絶大で、『AKIRA』以降に出てきた漫画は正統に進化したというより、ボールペンや筆、あるいはCGを用いるなど、画材を変えることで異なる絵柄を打ち出すという方向へ分岐していったように感じます」
『AKIRA』は表現の革新と同時に、当時の空気とも結びつけて語られてきた。フラットな描写が、バブル前夜から狂騒へ向かう熱に乗り切れない感覚と重なった、という見方もある。次に成馬氏は現代の漫画界で大きな注目を集める藤本タツキの名前を挙げ、漫画史の更新について指摘する。
「藤本タツキが出てきたことで、大友克洋以来の漫画表現の更新が起こっていると感じます。藤本の場合は「コマ割りによって何が表現できるか」を模索しているという印象ですね。例えば『ルックバック』なら、京本が机に向かう背中越しのコマを並べることで歳月の流れを語るといった演出です。大友がかつて担っていた役割を今は藤本が担っている。若い漫画読者の方は、そういう風に捉えると当時の『AKIRA』と大友克洋の凄さが理解できるのではないかと思います」
一方で現代の読者が『AKIRA』に対して抱く「わからなさ」については、作品の受け取り方の変化があるという。
「SNSが普及して以降、漫画やアニメを、キャラクターと物語の良し悪しで語る傾向が強まっていると感じます。その結果、世界観を見せることに重点を置いた作品の良さが伝わりづらくなっている。連載当時の『AKIRA』は近未来の東京の荒廃した街並みやメカのディテールを通して描かれる世界観や、超能力の見せ方といった表現の部分に注目が集まっていた。逆に、キャラクターや物語に重点を置く語りはそんなに多くなかったと記憶していて、敷居が高いところがあった。ですが、SNSでの近年の語られ方を見ていると、金田と鉄雄の物語として正面から読む人が増えていて、キャラクターと物語に対する関心が強まりつつある。この語られ方の変化は少年ジャンプで連載されていた時の『チェンソーマン』の盛り上がりと、アニメ映画になった劇場版『チェンソーマン レゼ編(以下、レゼ篇)』の盛り上がりの違いと、とてもよく似ていると感じます。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53cfe8d88484727448f68740931608842631e54
83 :2026/01/12(月) 14:23:29.86 ID:5tmcNLyF0
>>1
日本より海外での評価が高かった
というか日本で評価できたのは オタク原種
他は日本のアニメは子供向けではない等海外人気を知って評価しだした
当時でも生粋のオタク以外楽しんでいたとは思えない
日本より海外での評価が高かった
というか日本で評価できたのは オタク原種
他は日本のアニメは子供向けではない等海外人気を知って評価しだした
当時でも生粋のオタク以外楽しんでいたとは思えない
4 :2026/01/12(月) 13:53:17.51 ID:93MV/iS40
AKIRAだって作画を楽しむだけのアニメじゃん
8 :2026/01/12(月) 13:56:46.39 ID:wW8vkwCW0
AKIRAは女の子をもう少しかわいく描けなかったものかね
65 :2026/01/12(月) 14:17:21.63 ID:8bpNEt5O0
>>8
大友克洋に萌漫画を描けとw
大友克洋に萌漫画を描けとw
10 :2026/01/12(月) 13:57:19.70 ID:e3ParHjM0
エヴァを見てきた世代なら
わかんないものはわかんないとして置いといて、楽しむってことができるはずだが
わかんないものはわかんないとして置いといて、楽しむってことができるはずだが
11 :2026/01/12(月) 13:58:16.45 ID:jPGhuVWa0
画が凄いのは童夢からだし
AKIRAは映画は特にストーリーがイマイチだし
若者の評価は正直だと思う
AKIRAは映画は特にストーリーがイマイチだし
若者の評価は正直だと思う
13 :2026/01/12(月) 13:58:51.97 ID:I3brYUMd0
終盤精神世界に入ってぐちゃぐちゃにらなるのは好きじゃない
鉄コン筋クリートもそうだが
鉄コン筋クリートもそうだが
16 :2026/01/12(月) 13:59:18.87 ID:g3c7ZHZv0
1988年の映画だから議論は必要無いよ
要らない人は見なくて良い 過去の物だから仲間を増やす必要も無い
要らない人は見なくて良い 過去の物だから仲間を増やす必要も無い
17 :2026/01/12(月) 13:59:22.09 ID:QcBc/6Wx0
当時の若者だって一緒やろ
20 :2026/01/12(月) 14:00:17.65 ID:/vxUOfeN0
要は幼稚化してきたって事でしょ
22 :2026/01/12(月) 14:01:17.02 ID:lSuUh7qR0
AKIRAの映画版が評価されてた事あったの?
40 :2026/01/12(月) 14:10:11.33 ID:zJSu68q50
>>22
海外でジャパニメーションという言葉が生まれたくらいには評価されてた
海外でジャパニメーションという言葉が生まれたくらいには評価されてた
24 :2026/01/12(月) 14:02:04.29 ID:e3ParHjM0
今、巨人の星を放送したら巨人に入団するまえに視聴者全員脱落するかもな
32 :2026/01/12(月) 14:07:11.96 ID:H5TBh8HQ0
>>24
ヒステリーな毒親が自分の夢を子供に押し付けて無理強いして虐待する地獄のような作品
子供の名前もキラキラネームだし下手したら子供は父親◯して犯罪者になってたかもな
ヒステリーな毒親が自分の夢を子供に押し付けて無理強いして虐待する地獄のような作品
子供の名前もキラキラネームだし下手したら子供は父親◯して犯罪者になってたかもな
25 :2026/01/12(月) 14:02:50.84 ID:WC2dxXJ60
30年後の若者「生成AIって何が凄かったんだよ…」
中高年Z世代「当時は画期的だったんだよ!今の若い奴が無理に理解しなくていい!」
いずれこんな光景を繰り返すのかな
中高年Z世代「当時は画期的だったんだよ!今の若い奴が無理に理解しなくていい!」
いずれこんな光景を繰り返すのかな
26 :2026/01/12(月) 14:02:51.27 ID:WMw8FX6T0
おっさんだけどこっち派だからAKIRAを面白いと思わなかったな
27 :2026/01/12(月) 14:03:18.47 ID:feLqGQIg0
いやまあそれが基本だろ
映像だけとかただの見てくれで話してるだけ
映像だけとかただの見てくれで話してるだけ
28 :2026/01/12(月) 14:03:34.82 ID:CTWsaNTA0
> その後の漫画のビジュアル表現は『AKIRA』が基準になったと言って過言ではない
えっ
えっ
30 :2026/01/12(月) 14:06:09.66 ID:gJvfFIFD0
一昔前の近未来の世界観を評価しろと言われても知らんがな
31 :2026/01/12(月) 14:07:08.45 ID:LVEHAcpP0
いや普通におもろないし
表現がすごかっただけでストーリーは三流
表現がすごかっただけでストーリーは三流
35 :2026/01/12(月) 14:08:25.41 ID:78Zjdlkb0
つか半世紀前の漫画に若い子は興味ないのよ
37 :2026/01/12(月) 14:09:09.67 ID:Cm5Af7Zn0
映画は大ヒットしてないしすぐテレビでやってた
38 :2026/01/12(月) 14:09:20.11 ID:UJskUUXC0
そりゃあ革新性みたいものでブースト評価されたものは現代ではその分落ちるよね
映像だってどんどんハイクオリティになってるわけで
映像だってどんどんハイクオリティになってるわけで
39 :2026/01/12(月) 14:10:05.78 ID:0Unqhyl50
時代は鬼滅
43 :2026/01/12(月) 14:11:13.80 ID:1Md/Nt0K0
そりゃ今のアニメは「~が~過ぎて辛い」とか推しで感情垂れ流すだけだだからな
AKIRAの頃はそんなのほとんどない
AKIRAの頃はそんなのほとんどない
49 :2026/01/12(月) 14:13:09.95 ID:UQ2ZNtke0
マンガ家が自ら監督脚本やるのってあまり聞いた事ないな
53 :2026/01/12(月) 14:14:33.10 ID:rRMOBnvS0
古い作品を観るの苦手
55 :2026/01/12(月) 14:15:07.53 ID:PU6wG5he0
そりゃ今の若者にとっては1999年なんて生まれる前のことだろ。
なのに1999年に世界は荒廃したなんて言われても若者は「は?」と言うしかないわな。
なのに1999年に世界は荒廃したなんて言われても若者は「は?」と言うしかないわな。
57 :2026/01/12(月) 14:15:47.95 ID:E02G+KyJ0
とりあえずあの赤いバイクはカッコよかった
バイク乗れないけど
バイク乗れないけど
66 :2026/01/12(月) 14:18:05.15 ID:WpuUhoPc0
やっとモーターのコイルが温まってきたとかいうセリフも
バイクブーム世代が未来感を感じるから持ち上げられてるだけで
今の若年層でバイク乗る奴なんてカッペか足代わりにスクーター乗る位だし
電動バイクが普及してきてもそんな事ないというね
バイクブーム世代が未来感を感じるから持ち上げられてるだけで
今の若年層でバイク乗る奴なんてカッペか足代わりにスクーター乗る位だし
電動バイクが普及してきてもそんな事ないというね
99 :2026/01/12(月) 14:29:08.81 ID:xNXW4ZQJ0
>>66
モーターのコイルが熱を持ったら抵抗が上がるから冷やしたほうがいいよね?
モーターのコイルが熱を持ったら抵抗が上がるから冷やしたほうがいいよね?
70 :2026/01/12(月) 14:19:36.21 ID:qz3es4bt0
色んなアニメの元となった始祖みたいなアニメだった
そういう評価でいいだろ
そういう評価でいいだろ
78 :2026/01/12(月) 14:22:38.60 ID:WpuUhoPc0
>>70
國民の創生が映画表現における転換点だった事は紛れもない事実だけど
じゃああの映画を持ち上げたり愛すべきかっていうとそうはいかないのと似た構図になっていくんじゃないかな
國民の創生が映画表現における転換点だった事は紛れもない事実だけど
じゃああの映画を持ち上げたり愛すべきかっていうとそうはいかないのと似た構図になっていくんじゃないかな
72 :2026/01/12(月) 14:20:19.17 ID:PPTy9Tcd0
3日のNHKの放送を見たけど、50分でリタイア
もっと我慢して見ればよかったかな
もっと我慢して見ればよかったかな
73 :2026/01/12(月) 14:20:53.25 ID:uR1fiZbB0
昔の方がもっと一部のマニア向けだったろ
特に映画なんか大ヒットには程遠かったし
特に映画なんか大ヒットには程遠かったし
74 :2026/01/12(月) 14:21:13.33 ID:rw63sfyY0
当時としては凄かったとしか
76 :2026/01/12(月) 14:21:24.87 ID:vlQ18HxV0
Xで女の子が殴られるシーンあるから観れないって言ってる人いたな
どれだけ繊細なんだよって
どれだけ繊細なんだよって
84 :2026/01/12(月) 14:23:48.49 ID:6QOVgZVc0
昔から好き嫌い分かれる作品だったろ
85 :2026/01/12(月) 14:24:18.10 ID:XHfdnPAq0
アキラとナウシカは過大評価
89 :2026/01/12(月) 14:26:10.47 ID:GME4eZPQ0
こういう硬派なSFがもう出てないんだよな
儲かるジャンルだけ
儲かるジャンルだけ
92 :2026/01/12(月) 14:27:07.69 ID:ubuJU1490
頭文字DならZでも刺さるやろ
アキラは主人公の金田はなんの能力も持たないのが面白かったんやけど
アキラは主人公の金田はなんの能力も持たないのが面白かったんやけど
100 :2026/01/12(月) 14:29:11.13 ID:OSqpzplA0
今の子らって一から十まで丁寧に説明されないと物語を理解できないんだよ
分からないところを自分の頭で考える、想像するって能力が鍛えられてないから
あと時代の風潮的に過度に正解を求めすぎてる部分もある
制作者や公式、専門家的な人が出す正解や解釈、設定が絶対でそれ以外を許さないからそれを教えてもらうまでは分からないことは分からないままにする
だから物語の背景や設定の説明をあまり細かく入れない昔の作品は受け入れられないんだよ
分からないところを自分の頭で考える、想像するって能力が鍛えられてないから
あと時代の風潮的に過度に正解を求めすぎてる部分もある
制作者や公式、専門家的な人が出す正解や解釈、設定が絶対でそれ以外を許さないからそれを教えてもらうまでは分からないことは分からないままにする
だから物語の背景や設定の説明をあまり細かく入れない昔の作品は受け入れられないんだよ


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