広島県尾道市は、テレビが視聴可能な公用車など84台で、NHKとの受信契約を結んでいなかったと明らかにしました。

受信契約を結んでいなかったのは、尾道市のテレビが視聴可能なカーナビ付きの公用車80台、ワンセグ機能付きの携帯電話2台、テレビ2台の合計84台です。

市によると、全国の自治体で契約漏れが相次いだことを受け、今年2月から調べ始めたところ、昨年度までに約610万円が未払いとなっていたことが分かりました。

市は、6月定例市議会の議決をへて、未払い分を支払う方針です。

今後、公用車5台を除いて車からアンテナを撤去し、携帯電話は機種変更して、順次、視聴できないようにするということです。

市は、「制度に対する理解が不足していたことで生じたものであり、今後事務処理にあたって、注意を払って取り組んでいく」としています。(2025年6月4日）

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