「ゴリラ1頭vs人間100人」勝つのはどっち? 専門家が導き出した結論とは 米
4/30(水) 11:05配 Rolling Stone Japan
4/30(水) 11:05配 Rolling Stone Japan
人間が100人で立ち向かえばゴリラに勝てるのか?──イーロン・マスクも巻き込んで世界規模のネット論争が白熱するなか、ローリングストーン誌は3人の専門家に取材を敢行した。
■🐎🦌げた「バトル論争」が拡散した経緯
インターネット。それは人類最大の愚行とも呼ばれる。悪意、堕落、詐欺、誤情報、そして意味のない承認欲求ゲームが際限なく広がる大海原。このテクノロジーが私たちを現在地へと導いたのだとすれば、それの何が良いのだろう?
だが、ときおり私たちは、デジタル・プラットフォームに秘められた本来の可能性を思い出すことになる。ひとつの強烈な問いが雑音を切り裂き、まるで生死に関わるかのように、あるいは私たちが出会った理由そのもののように、皆の関心を一手に集める。それは想像力を掻き立て、白熱した議論を巻き起こし、明確な答えが出ないがゆえに夜更けまで私たちを眠らせない──そんな「もしも話」だ。
数年前にTikTok上で初めて提起されたとされる今回の思考実験は、古典的な「勝つのはどっち?」という構図に属する。人間と野生動物の仮想ノックアウト戦をめぐるおなじみの妄想だ。今回の対戦カードはこうだ:一方は「特に特徴のない男性100人」、もう一方は赤道アフリカに生息する、高貴な草食類人猿である「ゴリラ」1頭。この対決がなぜ起こるのか、なぜ彼らがこんな運命に巻き込まれるのか──そんな前提は重要ではない。議論すべきは、筋力とパワーの勝負でどちらが勝つのか、その可能性である。(※中略)
そこからミームは爆発的に広がった。人々はあらゆる結末を妄想しはじめた。たとえば、「100人のバカを倒したあとでゴリラがクラブに行く」とか、「最後の一人を生かしておいて“何が起きたかを語らせる”」といったもの。また、400ポンド(約180kg)の類人猿をみんなでどうやって拘束するか、人間たちが「シンだふりをする」戦略に出る、あるいは「人類を裏切ってゴリラと手を組む」なんて展開まで想像された。
コメディアンのナイルズ・アブストンは、「俺はゴリラを助ける」と書き、「く たば れよ。いまの労働市場は人が多すぎだ」と皮肉を込めて付け加えた。
(略)
1. 「勝てるかもしれない、ただし犠牲は大きい」
「野生動物保護の立場として、こんなことが実現してしまうのは絶対に見たくありません」と警鐘を鳴らすのは、マイアミ動物園の広報ディレクターであり、野生動物写真家・保護活動家としても知られるロン・マギル氏。彼は地元のスポーツ番組『The Dan Le Batard Show with Stugotz』で、こうした突飛な動物に関する質問にしばしばコメントを求められる存在でもある。
マギル氏によれば、現実的に見ても「ゴリラは“優しい巨人”であり、基本的にはこうした争いを避けようとする生き物」だという。銀背(シルバーバック)と呼ばれるオスが攻撃的になるのは、自分の家族を守る必要があるときだけだ。「この問いが明らかにしているのは、“暇を持て余して奇妙な想像にふけるのが好きな人たち”が世の中に一定数いるということですね」とマギル氏は皮肉を込めて語る。「……とはいえ、僕もこうしてその話に乗っかってるわけですが」
マギルの見解によれば、20代で体力・身体能力ともに優れた100人の男性が「本気で団結して挑めば」、最終的にはゴリラを打ち倒すことも可能だという。ただし、その光景は到底「美しい」とは言えない。
「人間側の攻撃部隊は、深刻な“巻き添え被害”を覚悟しなければなりません。首の骨が折れる、動脈を噛みちぎられる、致命的な脳出血を伴うような強烈な脳震とう、あるいは仲間が上にのしかかって窒息する……そういった死が容易に起こり得ます」とマギルは述べている。「とくにゴリラに最も接近する男性たちにとっては、ほとんど自爆覚悟の任務になるでしょう」。たとえ生き延びたとしても、麻痺や顔面の損傷など、重い後遺症が残る可能性もある。
(略)
2. 「ゴリラはそもそも戦わない」
ミシェル・ロドリゲス氏は、霊長類学者であり保全科学者、そして国際自然保護連合(IUCN)の霊長類専門家グループに所属し、人類と霊長類の相互作用に特化して研究している。その彼女もまた、「通常の状況であれば、ゴリラが100人の人間と対決するようなことはまずない」と語る。
「ゴリラはたしかに非常に力が強く、その犬歯で大きなダメージを与えることもできますが、それでもこの戦いはフェアではありません。まともなゴリラなら逃げようとするでしょう」と彼女は語る。「ただ、数の優位という観点から見れば、100人の人間を相手にゴリラが勝つ可能性はほとんどないと思います」。
ロドリゲス氏によれば、ゴリラが単独で戦うという時点で、数的不利以上のハンデを抱えているという。「ゴリラも人間も、もともと社会性のある動物です。戦うかどうかの意思決定において、“数の安全性”は非常に重要な要素なんです」と彼女は説明する。
「ゴリラは群れで暮らす生き物であり、オスのゴリラは雌の群れを率いる立場にあるか、あるいは他の雄たちとともに“独身オスグループ”で生活しています。完全に単独で行動するのは稀であり、戦うかどうかもその社会的文脈に大きく左右されるんです。銀背ゴリラの巨大な体格、筋肉量、鋭い犬歯といった“戦闘力”は、基本的にはオス同士の競争から進化してきたものですが、彼らが最も本気で戦うのは、自分の群れを守るときです。ただし、ゴリラは通常攻撃的ではなく、戦うかどうかも慎重に選ぶ動物です」とロドリゲス氏は繰り返す。
※全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e7584628fada92e92a8e44e8a440444f3bdfee6
■🐎🦌げた「バトル論争」が拡散した経緯
インターネット。それは人類最大の愚行とも呼ばれる。悪意、堕落、詐欺、誤情報、そして意味のない承認欲求ゲームが際限なく広がる大海原。このテクノロジーが私たちを現在地へと導いたのだとすれば、それの何が良いのだろう?
だが、ときおり私たちは、デジタル・プラットフォームに秘められた本来の可能性を思い出すことになる。ひとつの強烈な問いが雑音を切り裂き、まるで生死に関わるかのように、あるいは私たちが出会った理由そのもののように、皆の関心を一手に集める。それは想像力を掻き立て、白熱した議論を巻き起こし、明確な答えが出ないがゆえに夜更けまで私たちを眠らせない──そんな「もしも話」だ。
数年前にTikTok上で初めて提起されたとされる今回の思考実験は、古典的な「勝つのはどっち?」という構図に属する。人間と野生動物の仮想ノックアウト戦をめぐるおなじみの妄想だ。今回の対戦カードはこうだ:一方は「特に特徴のない男性100人」、もう一方は赤道アフリカに生息する、高貴な草食類人猿である「ゴリラ」1頭。この対決がなぜ起こるのか、なぜ彼らがこんな運命に巻き込まれるのか──そんな前提は重要ではない。議論すべきは、筋力とパワーの勝負でどちらが勝つのか、その可能性である。(※中略)
そこからミームは爆発的に広がった。人々はあらゆる結末を妄想しはじめた。たとえば、「100人のバカを倒したあとでゴリラがクラブに行く」とか、「最後の一人を生かしておいて“何が起きたかを語らせる”」といったもの。また、400ポンド(約180kg)の類人猿をみんなでどうやって拘束するか、人間たちが「シンだふりをする」戦略に出る、あるいは「人類を裏切ってゴリラと手を組む」なんて展開まで想像された。
コメディアンのナイルズ・アブストンは、「俺はゴリラを助ける」と書き、「く たば れよ。いまの労働市場は人が多すぎだ」と皮肉を込めて付け加えた。
(略)
1. 「勝てるかもしれない、ただし犠牲は大きい」
「野生動物保護の立場として、こんなことが実現してしまうのは絶対に見たくありません」と警鐘を鳴らすのは、マイアミ動物園の広報ディレクターであり、野生動物写真家・保護活動家としても知られるロン・マギル氏。彼は地元のスポーツ番組『The Dan Le Batard Show with Stugotz』で、こうした突飛な動物に関する質問にしばしばコメントを求められる存在でもある。
マギル氏によれば、現実的に見ても「ゴリラは“優しい巨人”であり、基本的にはこうした争いを避けようとする生き物」だという。銀背(シルバーバック)と呼ばれるオスが攻撃的になるのは、自分の家族を守る必要があるときだけだ。「この問いが明らかにしているのは、“暇を持て余して奇妙な想像にふけるのが好きな人たち”が世の中に一定数いるということですね」とマギル氏は皮肉を込めて語る。「……とはいえ、僕もこうしてその話に乗っかってるわけですが」
マギルの見解によれば、20代で体力・身体能力ともに優れた100人の男性が「本気で団結して挑めば」、最終的にはゴリラを打ち倒すことも可能だという。ただし、その光景は到底「美しい」とは言えない。
「人間側の攻撃部隊は、深刻な“巻き添え被害”を覚悟しなければなりません。首の骨が折れる、動脈を噛みちぎられる、致命的な脳出血を伴うような強烈な脳震とう、あるいは仲間が上にのしかかって窒息する……そういった死が容易に起こり得ます」とマギルは述べている。「とくにゴリラに最も接近する男性たちにとっては、ほとんど自爆覚悟の任務になるでしょう」。たとえ生き延びたとしても、麻痺や顔面の損傷など、重い後遺症が残る可能性もある。
(略)
2. 「ゴリラはそもそも戦わない」
ミシェル・ロドリゲス氏は、霊長類学者であり保全科学者、そして国際自然保護連合(IUCN)の霊長類専門家グループに所属し、人類と霊長類の相互作用に特化して研究している。その彼女もまた、「通常の状況であれば、ゴリラが100人の人間と対決するようなことはまずない」と語る。
「ゴリラはたしかに非常に力が強く、その犬歯で大きなダメージを与えることもできますが、それでもこの戦いはフェアではありません。まともなゴリラなら逃げようとするでしょう」と彼女は語る。「ただ、数の優位という観点から見れば、100人の人間を相手にゴリラが勝つ可能性はほとんどないと思います」。
ロドリゲス氏によれば、ゴリラが単独で戦うという時点で、数的不利以上のハンデを抱えているという。「ゴリラも人間も、もともと社会性のある動物です。戦うかどうかの意思決定において、“数の安全性”は非常に重要な要素なんです」と彼女は説明する。
「ゴリラは群れで暮らす生き物であり、オスのゴリラは雌の群れを率いる立場にあるか、あるいは他の雄たちとともに“独身オスグループ”で生活しています。完全に単独で行動するのは稀であり、戦うかどうかもその社会的文脈に大きく左右されるんです。銀背ゴリラの巨大な体格、筋肉量、鋭い犬歯といった“戦闘力”は、基本的にはオス同士の競争から進化してきたものですが、彼らが最も本気で戦うのは、自分の群れを守るときです。ただし、ゴリラは通常攻撃的ではなく、戦うかどうかも慎重に選ぶ動物です」とロドリゲス氏は繰り返す。
※全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e7584628fada92e92a8e44e8a440444f3bdfee6
3 :2025/05/01(木) 06:59:15.27 ID:MiIma+k10
実はゴリラよりチンパンジーのほうが狂暴で冷酷
6 :2025/05/01(木) 07:03:08.16 ID:LM3Sh6Yf0
ゴリラさんが本気出したら人間が勝てるはずない
人間はゴリラさんの優しさに甘えすぎなんよ
人間はゴリラさんの優しさに甘えすぎなんよ
10 :2025/05/01(木) 07:05:36.29 ID:MsCv9ydC0
ゴリラは戦いを好まないから負ける
11 :2025/05/01(木) 07:06:02.97 ID:KPUUJNh50
まず試合前の握手で手を砕かれる
13 :2025/05/01(木) 07:06:31.17 ID:q+YHYng50
ゴリラの握力
400~500kg
400~500kg
15 :2025/05/01(木) 07:08:10.00 ID:oPLLILRF0
威嚇したりドラミングの映像は見たことあっても
ゴリラが暴力ふるう映像は見たことないな
ゴリラが暴力ふるう映像は見たことないな
17 :2025/05/01(木) 07:08:30.83 ID:Fuq8d4o40
臆病なんだよな
百人で大声上げて威嚇したらビビって逃げ回るだろ
百人で大声上げて威嚇したらビビって逃げ回るだろ
21 :2025/05/01(木) 07:10:24.10 ID:SZICJMek0
ちょっと過大評価しすぎだな
ゴリラはオスの大型で170cm200kgくらい
2m150kgくらいの奴なら3人くらいで普通に倒せる
ゴリラはオスの大型で170cm200kgくらい
2m150kgくらいの奴なら3人くらいで普通に倒せる
22 :2025/05/01(木) 07:11:10.58 ID:1I6DmINF0
素手ならゴリラ圧勝じゃないの
26 :2025/05/01(木) 07:12:47.70 ID:+LMIhPxG0
100人全員銃持ったら楽勝じゃん
49 :2025/05/01(木) 07:21:45.59 ID:VnWl9Nen0
>>26
ゴリラにもマシンガンを持たせないと
ゴリラにもマシンガンを持たせないと
30 :2025/05/01(木) 07:13:57.54 ID:y+FaDCAA0
スタミナ切れ狙いなら勝てる
31 :2025/05/01(木) 07:14:05.50 ID:ND1sVVmk0
ゴリラよりチンパンジーの成獣の方が遥かにヤバい
36 :2025/05/01(木) 07:16:37.18 ID:Gxg9YDoV0
ヒトを霊長類最強足らしめるのは武器を使えることだからなー
フェアじゃない
フェアじゃない
40 :2025/05/01(木) 07:17:18.88 ID:n+MmbQ690
人間をなめるなよ
戦って勝たなかれば生き残れない状況なら100%人間が勝つわ
戦って勝たなかれば生き残れない状況なら100%人間が勝つわ
44 :2025/05/01(木) 07:18:18.11 ID:x4oQAjcE0
俺はバナナで和解する
54 :2025/05/01(木) 07:24:21.34 ID:onFVUMia0
生身だとヒトにはダメージ与えられる武器が何もないから何百人いても無理
68 :2025/05/01(木) 07:29:20.00 ID:viHpTavN0
100人つっても同時に100人が攻撃できるわけじゃないからな
71 :2025/05/01(木) 07:29:38.94 ID:mBgzyCCy0
基本的にゴリラ優しくて賢いから途中でルールを察しワザと負けてくれそう
85 :2025/05/01(木) 07:34:58.26 ID:uvN4nJD80
>>71
嫌いになれん
嫌いになれん
76 :2025/05/01(木) 07:31:17.89 ID:fDWVAsH20
武井「まずゴリラがドラミングした隙に・・・・」
84 :2025/05/01(木) 07:34:11.34 ID:wJryZFWo0
やっぱりゴリラ!!
百人乗ってもだいじょーうぶ!!
百人乗ってもだいじょーうぶ!!
92 :2025/05/01(木) 07:39:56.23 ID:+LMIhPxG0
勝つにも色々あるからな
倒すのはもちろんだがゴリラ懐柔して仲良くなれたら
それはそれで勝利ではなかろうか?
倒すのはもちろんだがゴリラ懐柔して仲良くなれたら
それはそれで勝利ではなかろうか?
95 :2025/05/01(木) 07:41:08.54 ID:D8dDXOPW0
ゴリラは優しいだろ
やるとしたらチンパンジー相手だ
やるとしたらチンパンジー相手だ
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