「大阪・関西万博」（４月１３日～１０月１３日）のＰＲ動画を制作した通信販売会社の夢グループが１４日、東京都内で完成披露会見を開き、石田重廣社長（６６）と所属の歌手保科有里（６３）が出席した。

　経済産業省監修のＰＲ動画は、通販番組でおなじみの石田社長と保科のコンビが、万博の見どころやコンビニでもチケットが購入できることをユニークなやりとりを交え、昭和世代にも分かりやすく紹介した。５分と１１分の２バージョンを制作し、１４日からＹｏｕＴｕｂｅで公開した。

　ＰＲ動画制作のきっかけは経産省からの突然のオファー。石田社長は「万博の会議で経産省の方が石破茂総理から『昭和の人たちに関心を持ってもらうなら、夢グループからアイデアをもらってこい』と言われたというんです。まさかの依頼でした」と明かした。石破首相とは、一昨年末のテレビ番組で共演し、２人が石破首相の前でデュエットを披露したという。

　石田社長は「その番組がきっかけになったのか。もしかしたら、夢グループのコンサートに来たり、商品を買っていただいていたのかも。石破総理の顔に似ていると言われることもありますが…」と笑った。

　ＰＲ動画の制作費は、ほぼ０円。３０分ほどで仕上げたという。石田社長は「だから経産省からの支払いはありません。お金じゃない、チープなＣＭを作り続けてきましたが、万博という大きなものに関われて夢のようです」と満面の笑み。期待する全面協力へのご褒美には「僕と保科さんで万博のステージで歌えること。経産省にお願いしようと思っています！」と”世界デビュー”への夢も披露した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/51f785d1b5cfe034273dd04f6cd77c0d0307fec7


（出典 Youtube）