米国防省が広島に原爆を投下したＢ２９爆撃機「エノラ・ゲイ」を同性愛者を差す言葉と誤認し、省のウェブページから写真を削除する候補に含めていたと、報じられた。何ともお粗末な話に、ネット上には「しょーもな…」「指を指し笑うレベルの知性」「そうか今日はエープリルフールか」などとあきれかえる声があふれた。

　時事通信などによると、トランプ政権は、バイデン政権が進めた少数派への「多様性・公平性・包括性」（ＤＥＩ）の取り組みが軍を弱体化させたと、米国防省を批判。これを受け、国防総省はＤＥＩに関する記事や写真をウェブサイトなどから削除するよう命じていたという。

　エノラ・ゲイは、広島に原爆「リトルボーイ」を投下したことで知られ、機体名は機長の母から取られた。とほほと言いたくなる今回の報道を受けて、Ｘ（旧ツイッター）には、「エノラ・ゲイ」がトレンド入り。「虚構新聞の斜め上を行くアメリカ国防総省」「もしかしてアタマ悪いんだろうかあの国」「小中学生の下ネタレベルで政治を行う大統領」「マスク禁止でイーロンクビにするような話」「こいつらそのうちホモ・サピエンスという種名を変えようって言い出すような気がする」などの書き込みが上がった。

　「さすがにエノラ・ゲイを知らんアメリカ人とかあり得ないでしょ」「そもそもエノラ・ゲイがどんな任務を担った爆撃機だったのか多くのアメリカ人は知らないってことだろ」との意見もあった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44c80276ec3473ed986a803412ce39a1dfab7046


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