(出典 president.ismcdn.jp)

「ブタ野郎」という悪口がある。静岡大学農学部の稲垣栄洋教授は「ブタは体脂肪率15%で、細身の女性モデルより体脂肪率は低い。さらに100mを9秒で走る俊足をもち、知能はイヌやイルカより高い。ブタを悪口に使うのは間違っている」という――。
※本稿は、稲垣栄洋『ナマケモノは、なぜ怠けるのか? 生き物の個性と進化のふしぎ』(ちくまプリマー新書)の第1章(「みっともない」生き物)を再編集したものです。


(略)

■ブタを悪口に使うのは間違っている

③ブタ

「ブタ」と言われて、うれしい人はいないだろう。「ブタ」は専ら悪口に使われる。

ブタは汚い! ブタは太っている! 「このブタ野郎」などと言われれば、これ以上ない屈辱だ。それどころか、「ブタ!」というだけで、これは立派な悪口である。

ブタは本当にブタ野郎だ。神さまはどうして、こんな見下される生き物をお創りになったのだろう。

ブタは太っている? そんなのはウソである。ブタの体脂肪率は一五パーセントである。これはやせた男性くらいの体脂肪率だ。人間の場合は、男性よりも女性の方が体脂肪率は高い。ブタの体脂肪率は、細身の女性モデルよりは、ずっと低い体脂肪率である。この数字は、イヌやネコと比べても低い。

ブタの体は、思っているよりもずっと筋肉質である。ブタは時速四〇キロメートルで走ることができると言われている。これは一〇〇メートルを九秒で走る速さである。人間の一〇〇メートルの世界記録を上回る速さだ。

ブタが太っているというのは、とんでもない話だったのである。「ブタ野郎」という言葉は、本当は「ブタみたいに痩せている」という意味が正しいのだろう。

■「ブタ野郎」は褒め言葉でしかない

また、ブタはきれい好きな動物として知られている。

特に、用を足す場所と、エサ場と、寝床をいっしょにすることがない。そして、トイレの場所を決めるとトイレ以外で用を足すことはない。エサ場や寝床を汚さないためである。もし、養豚場が汚れて汚い場所になっていたとしたら、それはブタのせいではなく、人間のせいなのだ。

それだけではない。ブタはとても、頭が良い動物であると言われている。研究者によれば、ブタは脳が発達しており、人間の三歳児レベルの知能があることが明らかにされている。その知能は、イヌやイルカよりも高く、チンパンジーと同程度であるというからすごい

何とすばらしい生き物だろう。太っているように見えるブタは富のシンボルとされていて、実は世界中で幸運を運ぶ動物とされている。

思い出してほしい。そういえばブタは貯金箱のデザインに用いられ、富をたくわえているのだ。

もう「ブタ野郎」は褒め言葉でしかない。

だからね、悪口を言われるブタも、そのままでいいんだよ。


※全文はソースで
https://news.nicovideo.jp/watch/nw13875647


(出典 news.nicovideo.jp)


ウサイン・ボルトに「ブタ野郎」の称号をささげたい。


見た目の話だから


知能はイヌやイルカより高い。←ならブタも愛護しなきゃな!


海の豚より陸の豚は知性が高度か。動物愛護団体が暴走するぞ。


デブが走れないとは限らんぞ


デブは醜くて無価値で軽蔑の対象だけど、豚は別に醜くもないし価値ある存在だもんな。デブは豚に謝った方がいいよ。


ブタ野郎ってご褒美じゃなくて悪口だったっけな忘れてた


飼いならされて退化した畜生って意味合いなのも理解出来ないんだな


ふと思ったけど、ブタの原種とも言えるイノシシも、猪武者とか人を罵る意味合いで使われる事が多いな。一族単位でネガティブなイメージ植え付けられててブタ君かわいそう。でもトンカツは美味しいので好きだよ。


でも現代では一定数ブタと罵られる事を切望する豚野郎がいるんだよなぁ・・・


>「ブタ野郎」は褒め言葉でしかない (ブヒィイイイイイイありがとうございます!)


小学生の頃にこんなような事言ってたわ。一切浸透しなかったけど。


でも四足歩行で100m9秒は普通に遅いほうだよね。人間が愚鈍すぎるんだ。


リアル豚と豚野郎を一緒にするなよ


じゃあ「豚にも劣る奴」と言ってやるか


豚は太ってるよ。人間様が太らせてるからな


「ブタ野郎」が褒め言葉なら、「メスブタ」も褒め言葉になるの?無理でしょ。