持続化給付金詐欺、20代が7割だった 「簡単に金もらえる」とSNSで誘われ安易に
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新型コロナウイルスによって打撃を受けた観光産業支援のため、政府により7月22日からスタートする「Go To トラベル」キャンペーン。リサーチ会社のNEXER(東京都豊島区)がアンケートしたところ、約7割の人がこのキャンペーンを利用しても「旅行に行こうとは思わない」と回答した。
●キャンペーン理解している人は半数
東京などで第2波が強く懸念されるなど新型コロナの感染状況が予断を許さない中で、やはり夏休みの旅行に二の足を踏む人が多数派のようだ。
調査はNEXERの運営する調査サービス・日本トレンドリサーチがネット上で実施。7月13日~14日にかけて男女各300人ずつに聞いた。
「Go To キャンペーンを利用して旅行しようと思うか」と聞いたところ、「旅行しようと思う」との回答は31%止まり。69%は「しようと思わない」と答えた。
「Go To キャンペーンの内容について理解しているか」とも聞いたところ、理解している・していないでほぼ半々ずつという結果に。利用条件など、ちゃんと理解できていない層も一定数いるようだ。
冒頭の「キャンペーンを利用して旅行しようと思う」と回答した人に、「旅行するに当たり新型コロナの不安を感じるか」と聞いたところ、88.2%が「感じる」と答えた。
さらに「いつ頃にするか」と質問した(複数回答可)ところ、トップは「2020年10月」で32.3%となった。キャンペーンを利用しようと考えている人も、新型コロナへの懸念から時間を置いての旅行を考えているケースが少なくないようだ。