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カナダのオンタリオ州首相であるダグ・フォードさん(Doug Ford、57)がこのほど屋外での記者会見中、口の中にハチが飛び込みそのまま飲み込んでしまった。その場は一時騒然となったが、フォード首相はジョークを交えつつ、取り乱すことなく最後まで記者会見を続けた。『Radio-Canada.ca』などが伝えている。

ダグフォード首相は8月12日、オンタリオ州ダンドーク(Dundalk)で医療制度に関する記者会見で記者からの質問に答えていた。会見中に首相の答弁は突然遮られてしまったが、その原因は記者からの質問ではなく1匹のハチの仕業であった。医療スタッフの不足と民営化の可能性について記者の質問に答えていたフォード首相は、答弁の最中にハチを飲み込んでしまったのである。その直後「大変だ、私はハチを飲み込んでしまった!」と首相が咳き込んだことから、その場は一時騒然となった。関係者からは心配する声があがったものの、首相は親指を立てて「大丈夫です」と言い、飲み物を口にした。

思わぬハプニングを受けて記者会見は中断されるかと思いきや、フォード首相は会見を続行した。報道陣との質疑応答を中断せず、「ハチが体内でブンブン鳴っている。このハプニング映像は何度も再生されるだろう」と自身の身に起きた災難を笑い飛ばしたのであった。しかし首相は「ハチは私の喉に突っかかっている…」とも説明しており、その違和感は見え隠れしていた。災難に見舞われた首相は「何の話をしていたのか思い出せない。急いで病院に行き、このハチを外に出す」とも語ったが、それでも記者の質問に最後まで答えていた。

今回のハプニングを受け、Twitterでは「かわいそうな首相」とフォード首相を心配するコメントもあった一方、「ハチが大丈夫なことを祈る」、「あのハチはあなたに何かを伝えようとしているのだ」といった首相を揶揄する声も見受けられた。

なおフォード首相がハチを取り除くため病院に向かったのかは伝えられていないが、のちに首相は「ミツバチは私のお腹で巣を作ろうと頑張っています」とコメントしており、記者会見の終了後にもハチはまだ鳴いていたそうだ。

ところで夏の季節にハチに刺されることはよくある話だが、健康上の問題がないことがほとんどだという。しかし状況によっては治療が遅れたり、特にアレルギーを持っている場合は深刻な事態になることもある。健康情報誌『フィガロ・サンテ(Figaro Santé)』によると、(アレルギーを持つ人が)ハチに刺された場合に考えられる主なリスクは気道の閉塞だという。フォード首相は今回ハチを飲み込んでしまったが、消化管のさらに奥に進んだ場合、昆虫はおそらく胃の酸性環境によって殺されて生き延びることはできないそうだ。ハチは甘い飲み物の入ったコップに入ってしまうことがよくあるため、医師は屋外ではストローを使って飲料を飲むことを勧めている。

画像は『Radio-Canada 2022年8月14日付「Doug Ford avale une abeille en pleine conférence de presse」(PHOTO : RADIO-CANADA)』『Meagan Fitzpatrick 2022年8月12日Twitter「Ouch! Premier Ford just swallowed a bee while taking Qs from media.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 H.R.)

(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

口に入るまでならまだわかるが飲み込むとかそんなんある? 寝てる間とかなら聞くが……


口で呼吸したはずみに風の流れに乗って飛び込んだ感はある。ハチなのかハエなのかよく解らないが。 >> 非表示にする場合はチェックを外す→

(出典 Youtube)


貴重なタンパク源。。。なのか。。。?


世の流れは昆虫食だと体現したか


殺虫剤飲めば?


マスクをしていれば回避できてたな


ブーンブンシャカブブンブーン


そうは鳴らんやろ


やっぱ昆虫食はだめなんか


ぎゃー