1 LingLing ★ :2022/08/06(土) 23:26:07.97ID:CAP_USER
「平和ボケ」した日本のメディアの「致命的な勘違い」が、ペロシ訪台で見えてきた
いつ、目を覚ますのか
長谷川 幸洋
【ペロシ訪台の結果は?】
米国のナンシー・ペロシ下院議長が台湾を訪問した。これについて「安定を損なう」「対立を激化させた」といった批判が出ている。だが、そんな言説こそが「平和ボケ・日本」の勘違いではないか。こちらの基準で相手を判断すれば、かえって平和が危うくなる。

今回の訪台について、中国は「これでもか」というほど激しい言葉で、けん制した。先週も紹介したが、中国外務省は「主権と領土の一体性を守るために、断固として強力な措置をとる」、国防省は「人民解放軍は、けっして座視しない」と警告した。

習近平総書記(国家主席)自身も7月28日、ジョー・バイデン大統領との電話会談で「火遊びをすれば、やけどする」と脅した。セリフ自体は目新しくない。だが、8月1日が中国人民解放軍の建軍記念日だったことも考えれば、偶発的な衝突が起きる可能性もゼロとは言えなかった。

たとえば、反米主義者として有名な中国共産党系新聞「環球時報」(英語版は「グローバルタイムズ」)の元編集長、胡錫進(Hu Xijin)氏は「もし、米軍の戦闘機がペロシ氏をエスコートすれば、問題は別の次元になる。それは侵略だ。我々の戦闘機は妨害すべきだが、それが効果を上げなければ、私はペロシの飛行機を撃ち落としてもかまわない、と思う」とツイートしていた。

撃墜を煽った発言は、さすがに行き過ぎだったのだろう。ツイッター社はこのツイートを同社のルール違反とみて、胡氏のアカウントを停止した。胡氏はアカウントを復活させるために、その後、ツイートを削除している。

2001年4月には、中国の戦闘機が米軍の電子偵察機、EP?3Eと衝突し、中国軍パイロットが行方不明になり、米軍機は海南島に不時着する事件も起きている。今回も、軍のパイロットが英雄気取りで撃墜しないまでも、搭乗機に異常接近するくらいの可能性は十分に考えられた。

米軍はそんな事態も想定して、空母を派遣し、いざというときはヘリコプターで救出する作戦を立てていたほどだ。

ところが、蓋を開けてみれば、異常接近どころか、何事も起きず、ペロシ議長の搭乗機は8月2日夜、すんなりと台湾の松山空港に着陸した。まったくの拍子抜けである。

これで恥をかいたのは、中国だ。さまざまなけん制発言は「結局、空脅し」とバレてしまった。逆に、米国は大きな教訓を得た。どんなに激しい言葉で脅していても「中国は最後に折れる」という実例になったからだ。この教訓は、今後に活かされるだろう。

【米中の「チキンゲーム」はまだ続く】
もしも、ペロシ氏が脅しに屈して訪台しなかったら、どうなっていたか。

中国は米国の弱腰を教訓にして、今後も何かあるたびに、かさにかかって脅すに違いない。米国は腰が引けて、中国に強く出られなくなるかもしれない。そうなったら、最悪のシナリオだ。台湾奪取を悲願にする中国は、強気一方で押しまくればいいからだ。

今回の問題は、これで終わりではない。米中の「チキンゲーム」は、要素を少し変えたとしても、今後も続く。中国が台湾奪取を諦めることはないからだ。第1ラウンドは、幸い「米国勝利」で終わったが、次も勝つとは限らない。肝心の大統領の腰が引けているからだ。

先週のコラムで指摘したように、フィナンシャル・タイムズがペロシ訪台計画を報じた直後の7月20日、バイデン氏は記者団に問われて「米軍は、それがいい考えとは思っていない」と語った。自分が最高司令官であることを忘れたかのような言い方だが、訪台をけん制する意図があったのは間違いない。

ホワイトハウスは8月1日になってから、ジョン・カービー戦略報道調整官(国家安全保障担当)が会見し「米国は脅しに屈しない」と表明したものの、訪台は「もはや止められない」と分かって、弱腰批判を避ける狙いだったのは明らかである。

バイデン大統領が今後も中国に対して、ペロシ氏が示したような「断固たる態度」で臨むとは、とうてい思えない。バイデン政権は対中方針をめぐって、議会との綱引きが続くだろう。
https://gendai.media/articles/-/98289

2 LingLing ★ :2022/08/06(土) 23:26:29.65ID:CAP_USER
【訪台批判を繰り広げる日本のメディア】
そこで、本題のペロシ訪台に対する評価である。

朝日新聞は「ペロシ訪台 軍事的な緊迫、回避を」と題した8月4日付の社説で「双方とも望まぬ衝突を避けるために、冷静な意思疎通による沈静化を図るべきだ」と訴えた。

中国に「武力を振りかざす示威行動は許されない」と指摘する一方、「ペロシ氏の行動についても疑問を禁じ得ない側面がある。なぜ、この時期を選んだのか。…地域の安定に資する外交戦略を描いていたのだろうか」と、やんわり批判した。

そのうえで、日本について「緊張緩和に向け、日本も米中の『橋渡し役』の役割を十分に発揮すべきときだ」と、お決まりの「橋渡し論」を掲げて、注文を付けた。まるで、日本が自由・民主主義陣営に属していないかのようだ。ちなみに、橋渡し論は親中派、林芳正外相の路線でもある。

東京新聞は、もっと率直だった。「台湾海峡緊迫化 米中とも自制が肝要だ」と題した同日付の社説で「ペロシ米下院議長の台湾訪問は、米中対立を一段と激化させてしまった。…ペロシ氏も自重すべきだった、相手に挑発と受け捉える行動を繰り返せば、対立は制御不能になり不測の衝突に発展しかねない」と批判している。

こうした訪台批判は、両紙のような左翼新聞に限らない。

ハフィントンポスト日本版(朝日新聞との合弁企業)に掲載されたインタビューで、ある日本の学者は「(訪台に)デメリットはありますが、何がメリットだったのか。誰も説明できない。ペロシ氏の訪台が台湾や台湾海峡の安定にとって何かプラスを生んだのか、説明できないのです」と批判している。

そのうえで「ペロシ氏は何かを持って来られる立場になく、むしろ勲章をもらって帰るだけ」「台湾海峡の安定を実現し、台湾の民主主義を守るために米台関係を強化していくことは重要です。そのためには粛々とやることが一番大事」などと主張した。

別の学者も、この発言をツイッターで「とてもわかりやすい解説」と評価している。

(以下は省略)
【「静かに話せ論」がおかしている勘違い】
【「西側の常識」では見えてこないもの】

6 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:35:26.99ID:avu+AP3c
これで中国の台湾進攻は数年遠くなった。
ウクライナがロシアに侵攻されたのはアメリカは動かないと発表したからだし
同じ間違いを繰り返さなかった。

10 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:43:26.61ID:QMjt6pDU
中国側の演習をしたら結束を示すというペロシのやり方が正しい
あとは経済制裁なり圧力をかけ続ける

13 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:45:07.01ID:R4d66GGQ
事前にロシア製の武器がゴミだとバレてなければ支那もイキってもっと緊迫した状況になったかもしれんね

14 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:46:05.43ID:VW/Em6dg
日本のメディア=韓国だからな。(・ω・)

16 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:51:22.35ID:W3S1PLC6
ウクライナみたいに長引けば石油のない中国は簡単に行動不能になる

17 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:52:21.16ID:QhQnw0kn
中にいた人だから、ある程度は真実なんだろうけど、
メディア関係者なんて、アチラ系の属国民族も多いから、
遺伝子のレベルで宗主様に逆らえない、ってのもあるだろ。

18 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/06(土) 23:54:39.92ID:+O/XwCtD
日本のマスコミは
いかに日本国民を欺くかに注力をそそいでいる
偏向報道はあたりまえ、最近じゃ伝えないとかやってる

20 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/07(日) 00:04:25.13ID:b9+LzpPc
恥をかいたのは、中国だ。さまざまなけん制発言は「結局、空脅し」とバレてしまった。
逆に、米国は大きな教訓を得た。
どんなに激しい言葉で脅していても「中国は最後に折れる」という実例になったからだ。
この教訓は、今後に活かされるだろう。

21 アップルがいきち ◆SEGAx78B26 :2022/08/07(日) 00:09:01.25ID:LJZcm8IP
朝日新聞がよく使う批判の一つに「なぜこの時期に」というのがある。
具体的にいつだったら良いのかを指摘したことはない。

26 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/07(日) 00:25:05.44ID:dxQnVii0
中共政権はこのままで民主主義国とまともに
やっていけるの?という問にして試金石にも

現政権の応えは外交断絶だ戦だゴルァ!だとさ

27 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/07(日) 00:25:16.14ID:CygLtDOh
ウクライナ問題があるからこそ、ここでアピールしておくことが重要じゃん
行かなければ中国にアメリカは台湾を守る気がないという風に見られなくもないしな

30 (´・ω・`)(`ハ´  )さん :2022/08/07(日) 00:40:56.03ID:nWVazvpn
米国政府高官の訪台は今に始まったことではないのに、今回のペロシさんの訪台に関して無駄に騒ぎ立てた中共が問題でしょう。