1月9日より、マクドナルドフライドポテトマックフライポテト)の取り扱いを縮小し、Sサイズのみ販売に。コロナ禍の影響で物流が滞り、原料である北米産じゃがいもの在庫が不足したためです。


(出典 www.mcdonalds.co.jp)

【画像】マクドナルドが使用しているじゃがいも

 ポテト好きにとっては悲しい事態ですが、ここでひとつの疑問が浮かびます。なぜマクドナルドは国産のじゃがいもを使わないのでしょうか? Twitterでは「農家との契約があるので国産のじゃがいもを使えない」「日本で生産される品種は適さないから使用できない」 といった情報が拡散されています。ねとらぼは同社に取材し、マックフライポテトへのこだわりを聞きました。

●なぜ国産のじゃがいもを使用しないのか

 日本マクドナルドによれば、北米産じゃがいもを使用する理由は大きく3つ。「サイズ」「味」「消費量」です。

 マックフライポテトじゃがいもマッシュせず、丸ごとカットして作っているため、それに見合う大きさの品種が必要となります。さらに「外はカリッ、中はホクホクとしたおいしさ」にもこだわり、ラセットバーバンクなどの北米産品種を使用しているそうです。また、販売量が非常に多く、産地開拓が容易ではない事情もあるとのこと。

 同社は「ポテトマクドナルドの看板商品であり、グローバルで厳格な品質基準が徹底されており、現在国内で多く栽培されている品種では、マクドナルドマックフライポテトに合うジャガイモは残念ながら存在しない状況です」と述べています。

マクドナルドのポテトが販売を休止
(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

日本のコメが少なくなったとき海外のコメ持ってきたけどまったく日本人に合わなくてすぐ廃れたアレとかあるし、イモもちょっとした変化でもだいぶ味変わるだろうし悩ましいよねえ もっともマクドナルドの展開規模を考えると日本の量じゃ足りなさすぎて無理ってのもあるんだろうけど


仮に味が合格でも数量の問題がな…全店で同じ味を提供⇒イモの品種統一が必須。その上、年間を通じて同じ味とまで言い出したら…その規模で安定供給できる国内品種などあるだろうか?


北海道が台風被害でポテトチップスが販売休止になったときもカルビーの要求を満たす品種が北海道でしか栽培してなかったことを反省して産地の分散を進めている マックもステークホルダーの利益に資する為に何らかの対策を講じないといけないだろうね


他の企業でもポテト販売停止のニュースがあったな。まあ「これがウチの味」と言って出してきた品の味を変えるわけにはいかんから、やるなら「マックフライポテト」じゃなく「期間限定!北海道ポテト」とかにするんだろう。そこまで長期間になるかわからんが。


全国に同品質のものを年中(365日ずっと)供給するとしたら国産の1の品種で賄える量が取れるかと言われたら無理。 じゃがいもは量が取れるといっても限度がある。 品種も品質も違っててもいいなら国産だけでも賄えるだろうけどそれじゃチェーン店としては致命的。


そりゃバーガーより米国産ポテト売るために展開してるような店だもの(^ ^


日本産ジャガイモは概ね糖分が高めで、保存時の温度によっても糖分量が変わる。糖分量が多すぎると焦げやすく"揚げ"には適さないので、ポテチ用を大量に備蓄しているメーカーでは、適した糖分量を維持する保存温度管理が"企業秘密"になっている。


吉野家だってアメリカ産の牛肉にこだわっているから複雑な事情がいくつも絡み合っているんだろう


少なからず食料自給の需要へと繋がって欲しい所である。


もし契約上の問題が無くてそのラセットバーバンクとやらを日本の気候で作れるのであればラセットバーバンクだけ作ってれば富豪になれそう…とか考えたが、ラセットバーバンクはアメリカでは大きく育つのに日本で作ると大きく育たないらしい(知恵袋より)。国産化できないのはそういう理由もあるのね。